いわゆる「ケガ」には様々な種類・程度があります。切り傷・擦り傷・打撲など誰もが経験するものから、捻挫・骨折など適切な治療が必須なものまで多種多様です。 当クリニックの性格上、入院・手術を要する疾患は然るべき病院に紹介させていただくことはやむを得ません。しかし、それをしっかり診断することが私の役目と考えています。初期治療をしっかり行った上で、必要な患者さんには適切な病院を紹介します。また、通院で治療のできるものに関しては責任をもって経過をみさせていただきます。

四肢のしびれや疼痛を伴う脊椎の疾患や、痛みや動きの悪さを伴う関節の疾患には、投薬やリハビリテーションだけではなく、積極的に神経ブロックや関節内注射を行って日常生活の質の向上を図っていきたいと考えています。

関節リウマチは膠原病の一種で、身体のあちこちの関節が腫れたり痛んだり、ひどくなると骨も壊され日常生活に大きな支障をきたします。 一昔前までは病気の進行を遅らせることが治療の目的でしたが、最近は新しい薬も出現し、早期に治療を開始することにより癒る病気となってきました。 早期診断のためにも積極的に検査を進めていくつもりです。

不幸にもケガや病気で関節が固くなってしまったり筋力が低下してしまったり疼痛が残ってしまった場合、自分でそれを回復させるのは困難です。その手助けをするのがリハビリテーションだと考えています。

当院では、頚椎・腰椎牽引器、電気刺激装置、有酸素運動器、下肢筋力訓練器をそろえ、他の治療と併用することにより日常生活への復帰を支援してしていきたいと思っています。